最近描いたyo





絵に関しては未だ独特性には追い付けないなぁ。。

絵を描くのは 楽しいというか、、、色を着けるのが楽しい、、かな。

鮮やかな、ね。たまに白黒のままが良かったなぁって後悔するけど。



ここで、大好きな詩を詠みます(-o-)↓

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「峠」 真壁仁


峠は決定をしいるところだ。

峠には訣別のためのあかるい憂愁がながれている。

峠路をのぼりつめたものは

のしかかってくる天碧に身をさらし

やがてそれを背にする。

風景はそこで綴じあっているが

ひとつをうしなうことなしに

別個の風景にはいってゆけない。

大きな喪失にたえてのみ

あたらしい世界がひらける。

峠にたつとき

過ぎ来しみちはなつかしく

ひらけくるみちはたのしい。

みちはこたえない。

みちはかぎりなくさそうばかりだ。

峠のうえの空はあこがれのようにあまい。

たとえ行手がきまっていても

ひとはそこで

ひとつの世界わかれねばならぬ。

そのおもいをうずめるため

旅人はゆっくり小便をしたり

摘みくさをしたり

たばこをくゆらしたりして

見えるかぎりの風景を眼におさめる。

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峠のうえの空はあこがれのようにあまい。

ってところがたまらなく良いのよ。先輩。